2004年 11月 12日
シックスアパートの記事 |
noglogが11月9日付日経産業新聞に出ていた米ブログ作成ソフト大手シックス・アパートのバラック・バーコウィッツ会長兼最高経営責任者(CEO)のインタビュー記事を紹介している。
日経産業の記事によると、同CEOはブログを利用した新しいメディアが登場する可能性を指摘している。例えば、ニッチの分野で質の高い情報を流しているブログを集めたニュースサイトとかだ。これはライブドアの報道部門が既に考えている。
同CEOは、ブログが既存のメディアのあり方を変えるようなことはないとの考えを示している。しかし、ブログのような新技術の採用に積極的でなければ報道機関同士の競争で敗退する可能性があるし、新規参入を許す結果になりかねない、とも指摘している。おいおい、それって十分大きな変化だと思うんだけど。
やはりみな考えていることは同じということだ。「ブロガー新聞」の議論でも焦点となっているが、ブログという個人の情報発信の優れたツールが登場したのだから、洪水の情報の中に埋もれがちなキラリと光る情報をどのように探し出すかということ。それがこのブログ革命の次の課題だ。
同CEOは例としてニッチの専門家を集めたブログニュースサイトをあげているが、方法はほかにもあるだろう。テクノラティのような技術を使うのか、ブロガータスクフォースのような人手を使うのか、それともその組み合わせか。優れた情報をうまく探し出す仕組みを最初に考え出したところが、同CEOの言うところの「ヤフー、グーグルに次ぐ新しいメディア」になる。
レースは既に始まっている。先にゴールするのはライブドアか、それとも新興ベンチャーか、はたまた既存の報道機関か。ところで既存の報道機関って、このレースに参加してましたっけ?え、レースが開催されていることも知らなかったって?
追記:レースに参加する気もないかもしれない。以下、「新聞人を笑え」さんのエントリーからの引用。
日経産業の記事によると、同CEOはブログを利用した新しいメディアが登場する可能性を指摘している。例えば、ニッチの分野で質の高い情報を流しているブログを集めたニュースサイトとかだ。これはライブドアの報道部門が既に考えている。
同CEOは、ブログが既存のメディアのあり方を変えるようなことはないとの考えを示している。しかし、ブログのような新技術の採用に積極的でなければ報道機関同士の競争で敗退する可能性があるし、新規参入を許す結果になりかねない、とも指摘している。おいおい、それって十分大きな変化だと思うんだけど。
やはりみな考えていることは同じということだ。「ブロガー新聞」の議論でも焦点となっているが、ブログという個人の情報発信の優れたツールが登場したのだから、洪水の情報の中に埋もれがちなキラリと光る情報をどのように探し出すかということ。それがこのブログ革命の次の課題だ。
同CEOは例としてニッチの専門家を集めたブログニュースサイトをあげているが、方法はほかにもあるだろう。テクノラティのような技術を使うのか、ブロガータスクフォースのような人手を使うのか、それともその組み合わせか。優れた情報をうまく探し出す仕組みを最初に考え出したところが、同CEOの言うところの「ヤフー、グーグルに次ぐ新しいメディア」になる。
レースは既に始まっている。先にゴールするのはライブドアか、それとも新興ベンチャーか、はたまた既存の報道機関か。ところで既存の報道機関って、このレースに参加してましたっけ?え、レースが開催されていることも知らなかったって?
追記:レースに参加する気もないかもしれない。以下、「新聞人を笑え」さんのエントリーからの引用。
最近、ある新聞関係者が書いた「新潟中越地震でメディアに対し、色々な批判があるが・・・」というような内容の文章を読んだ。その中には、「日本のブログは信用できるようなものではない・・・」とか「紙媒体を超えられない・・・」とか「ブログに新聞の何を補完できるのか・・・」とか、驚くほどネットを批判的にとらえた表現が並べられていた。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-11-12 22:05