2005年 02月 07日
潰されない記者ブログ |
共同通信編集委員のブログに始まり、「素晴らしき世界」、そして今回の「しがない記者日記」と次々と閉鎖に追い込まれる記者ブログ(共同通信の小池編集長は長い時間を置いて復活したようだが)。彼らの何が問題だったかは、いろいろなブログが既に指摘している。特に付け加えることは何もない。
そこで反対に、祭りに遭いながらも閉鎖に追い込まれない記者ブログはどこが違うのか、ということを考えてみたい。
まず全国紙記者が主宰する「ジャーナリズム考現学」さん。地方紙を見下した発言をしたとして幾つかのブログから非難されたことがあった。そうした非難に「ジャーナリズム考現学」さんは素直に耳を傾け、次のエントリーですぐに謝罪している。わたし自身「ジャーナリズム考現学」さんと何度か議論したが、わたしの意見に異論を唱えながらもわたしの人格を攻撃することはない。それどころかわたしが気を悪くしないような細かな気配りを忘れない。非常に紳士的な議論を展開される。「祭り」には絶対ならない。
某地方紙記者の「ガ島通信」さんは、よくあちらこちらに絡んでいる。応援しているブログだけに読んでいてヒヤヒヤすることも多い。コメント欄で批判されることもよくあるようだ。それでも「ガ島」さんは、めげない。「ガ島」さんの言葉を借りれば「根性が座っている」。読者も、ガ島さんの文章を通じて、その誠実な人柄を理解しているのだろう。
「ブログ時評」の団藤さんも、コメント削除などブログ運営方針で多くの批判を受けたことがある。それでも方針は変更しない。やはり「根性が座っている」感じがする。方針に賛同しない人は去っていったようだが、根強いファンが存在するのでだいじょうぶなのだろう。
年末に転職した元雑誌記者の「R30」さんは好き勝手言い放題だが、不思議と「祭り」にはならない。頭のいい人なので、明快な論理と切れ味のいい文章でどんな批判も簡単に論破してしまうのだろう。
こういったところがこれらの記者ブログが閉鎖に追い込まれない理由のような気がする。これはあくまでもわたしの印象である。読者のみなさんは、どう思われるだろうか。ぜひご意見をお聞かせください。
最後にわたしのブログがなぜ今でも続いているのか。それは、毒にも薬にもならないことを書いているから。たいした主義主張もないからだと思う。いや本当に。(アルファブロガーのセカンドチームに選ばれました。ありがとうございます。でもこのブログが「論壇ブログ」?違うような気がするけど・・・。)
そこで反対に、祭りに遭いながらも閉鎖に追い込まれない記者ブログはどこが違うのか、ということを考えてみたい。
まず全国紙記者が主宰する「ジャーナリズム考現学」さん。地方紙を見下した発言をしたとして幾つかのブログから非難されたことがあった。そうした非難に「ジャーナリズム考現学」さんは素直に耳を傾け、次のエントリーですぐに謝罪している。わたし自身「ジャーナリズム考現学」さんと何度か議論したが、わたしの意見に異論を唱えながらもわたしの人格を攻撃することはない。それどころかわたしが気を悪くしないような細かな気配りを忘れない。非常に紳士的な議論を展開される。「祭り」には絶対ならない。
某地方紙記者の「ガ島通信」さんは、よくあちらこちらに絡んでいる。応援しているブログだけに読んでいてヒヤヒヤすることも多い。コメント欄で批判されることもよくあるようだ。それでも「ガ島」さんは、めげない。「ガ島」さんの言葉を借りれば「根性が座っている」。読者も、ガ島さんの文章を通じて、その誠実な人柄を理解しているのだろう。
「ブログ時評」の団藤さんも、コメント削除などブログ運営方針で多くの批判を受けたことがある。それでも方針は変更しない。やはり「根性が座っている」感じがする。方針に賛同しない人は去っていったようだが、根強いファンが存在するのでだいじょうぶなのだろう。
年末に転職した元雑誌記者の「R30」さんは好き勝手言い放題だが、不思議と「祭り」にはならない。頭のいい人なので、明快な論理と切れ味のいい文章でどんな批判も簡単に論破してしまうのだろう。
こういったところがこれらの記者ブログが閉鎖に追い込まれない理由のような気がする。これはあくまでもわたしの印象である。読者のみなさんは、どう思われるだろうか。ぜひご意見をお聞かせください。
最後にわたしのブログがなぜ今でも続いているのか。それは、毒にも薬にもならないことを書いているから。たいした主義主張もないからだと思う。いや本当に。(アルファブロガーのセカンドチームに選ばれました。ありがとうございます。でもこのブログが「論壇ブログ」?違うような気がするけど・・・。)
by tsuruaki_yukawa
| 2005-02-07 23:50
| マスコミのブログ採用例