2004年 05月 27日
2ちゃんねる化の心配はない |
ブログが報道機関のサイトと相性がいいのは、ブログの運営者がブログ上の議論を仕切れるからー。漠然とそう思っていたのだが、ある勉強会でブログの達人とよばれる人の同様の意見を聞いて、漠然とした思いが確信に変わった。
電子掲示板やメーリングリスト上では、自分の意見を攻撃されたときに反論しなければならない。反論しないのは、反論できないからと受け止められる。そこで必死になって不毛な議論が繰り返されることが多いのだが、自分のブログに反対意見のコメントがついても、反論するかどうかは自分次第だ。無視してもだれも何とも思わない。それに読者のほとんどはブログの本文だけを読む。コメントまで全部読む人はそう多くないだろう。読者はブログの書き手の意見を聞きたいのであって、その意見に対するコメントにはそれほど興味はない。コメントがたくさんついていれば、読むのはせいぜい最初の5本。時間があっても、どうせ読むのなら他の読者のコメントではなく、ブログの書き手の過去の記事を読むだろう。それにRSSリーダーを使って情報収集するのが一般的になれば、読まれるのは記事の見出しと最初の段落だけ、ということになり、コメントはますます読まれなくなる。
不適当なコメントはブログの書き手が削除すればいい。しつこく否定的なコメントを書き続けられるのが嫌だったら、その人からのコメントを受けないよう技術的に設定すればいいだけのことだ。
つまり、ブログの掲示板はあくまでも「おまけ」。記事に対する「読者の声」欄でしかない。よくも悪くもブログの掲示板はディスカッションの場にはなりにくい、ということだ。
ブログの掲示板は2ちゃんねるにはならないし、ニュースサイトの質を低下させることはないと思う。
電子掲示板やメーリングリスト上では、自分の意見を攻撃されたときに反論しなければならない。反論しないのは、反論できないからと受け止められる。そこで必死になって不毛な議論が繰り返されることが多いのだが、自分のブログに反対意見のコメントがついても、反論するかどうかは自分次第だ。無視してもだれも何とも思わない。それに読者のほとんどはブログの本文だけを読む。コメントまで全部読む人はそう多くないだろう。読者はブログの書き手の意見を聞きたいのであって、その意見に対するコメントにはそれほど興味はない。コメントがたくさんついていれば、読むのはせいぜい最初の5本。時間があっても、どうせ読むのなら他の読者のコメントではなく、ブログの書き手の過去の記事を読むだろう。それにRSSリーダーを使って情報収集するのが一般的になれば、読まれるのは記事の見出しと最初の段落だけ、ということになり、コメントはますます読まれなくなる。
不適当なコメントはブログの書き手が削除すればいい。しつこく否定的なコメントを書き続けられるのが嫌だったら、その人からのコメントを受けないよう技術的に設定すればいいだけのことだ。
つまり、ブログの掲示板はあくまでも「おまけ」。記事に対する「読者の声」欄でしかない。よくも悪くもブログの掲示板はディスカッションの場にはなりにくい、ということだ。
ブログの掲示板は2ちゃんねるにはならないし、ニュースサイトの質を低下させることはないと思う。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-05-27 20:05