2004年 10月 08日
ジャーナリズム=コミュニティー=民主主義 |
cyberjournalist.net(英語)というサイトにジャーナリズムの定義が幾つか載っていた。
まず"The Elements of Journalism"という本の中で著者の Bill KovachさんとTom Rosenstielさんはジャーナリズムの目的を次のように定義しているという。
一方Columbia大学journalism学科のJames Carey教授は、次のように述べているという。
最後にこのブログの書き手Jonathan Dubeさんの意見は次のようなものだ。
最後の部分はまったく同感。やはりこれからのジャーナリズムにはコミュニティーという要素が不可欠になる、という思いをさらに強くした。
まず"The Elements of Journalism"という本の中で著者の Bill KovachさんとTom Rosenstielさんはジャーナリズムの目的を次のように定義しているという。
"The primary purpose of journalism is to provide citizens with the information they need to be free and self-governing."ジャーナリズムの最大の目的は、自由で独立できるような情報を市民に提供することだ。
一方Columbia大学journalism学科のJames Carey教授は、次のように述べているという。
journalism simply means carrying on and amplifying the conversation of the people.ジャーナリズムは単に、人々の会話を伝達し広げることである
最後にこのブログの書き手Jonathan Dubeさんの意見は次のようなものだ。
The Internet is creating unprecedented levels of interaction between citizens and journalists -- from blogs to forums -- even to the point of citizens becoming journalists. This is a fantastic development for the future of journalism and democracy.(中略)If you try to separate journalism from community and democracy… Well, then, it may be news, but it's not journalism
インターネットは前例のないような市民とジャーナリストの双方向性を作り上げている。ブログにしても掲示板にしてもそうだ。市民がジャーナリストとして活動するまでにもなっている。これは将来のジャーナリズムと民主主義にとってすばらしい展開だ。(中略)もしジャーナリズムをコミュニティーと民主主義から分けてしまえば、それはニュースであるかもしれないがジャーナリズムではない。
最後の部分はまったく同感。やはりこれからのジャーナリズムにはコミュニティーという要素が不可欠になる、という思いをさらに強くした。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-10-08 21:23
| 参加型ジャーナリズム