2004年 10月 18日
横のつながりを通じた情報入手が主流になるのだろうか |
これまでのマスコミのような上から下への情報の一方通行ではなく、ブログなどの横のつながりを通じた情報流通の新しい形――。最近非常に気になるテーマだ。
先日紹介したライブドアの堀江社長のインタビュー記事でも、同社長は「今大きなパラダイムシフトがブログによって、起こっているんです。ポータルサイトは、これからは検索主導型からコミュニティ主導型になる」として、情報が主に横のつながりから入ってくる時代になると予言している。信頼するブログが評価する情報だと、リンクをたどってオリジナルの情報を見にいくようになるということだ。
時折参加させていただいている慶応大学の次世代メディア研究会でも生貝君が同じような考え方に基づいた情報流通の新しいモデルを考案中だ(論文が完成したら紹介させてもらいます)。
今日読んだ渡辺聡さんの「情報化社会の航海図」でも、米国でブログを通じた情報流通が増加し、ウォール・ストリート・ジャーナルやエコノミストといった有料型やユーザー登録型のニュースサイトへのアクセスが低減しているという話を紹介している。やはりユーザーはブログなどで紹介されて初めてニュースサイトの記事を読みに行くというのだ。
こうした横のつながりを通じてのニュース消費の形が、今後どの程度主流になるのだろうか。報道機関は、そういった情報流通の形を想定したビジネスモデルの構築を進めなければならない時期にきているのではなかろうか。
先日紹介したライブドアの堀江社長のインタビュー記事でも、同社長は「今大きなパラダイムシフトがブログによって、起こっているんです。ポータルサイトは、これからは検索主導型からコミュニティ主導型になる」として、情報が主に横のつながりから入ってくる時代になると予言している。信頼するブログが評価する情報だと、リンクをたどってオリジナルの情報を見にいくようになるということだ。
時折参加させていただいている慶応大学の次世代メディア研究会でも生貝君が同じような考え方に基づいた情報流通の新しいモデルを考案中だ(論文が完成したら紹介させてもらいます)。
今日読んだ渡辺聡さんの「情報化社会の航海図」でも、米国でブログを通じた情報流通が増加し、ウォール・ストリート・ジャーナルやエコノミストといった有料型やユーザー登録型のニュースサイトへのアクセスが低減しているという話を紹介している。やはりユーザーはブログなどで紹介されて初めてニュースサイトの記事を読みに行くというのだ。
こうした横のつながりを通じてのニュース消費の形が、今後どの程度主流になるのだろうか。報道機関は、そういった情報流通の形を想定したビジネスモデルの構築を進めなければならない時期にきているのではなかろうか。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-10-18 22:55