2004年 10月 26日
グーグルニュース好調な滑り出し=ネットレイティングス |
インターネット視聴率調査のネットレイティングスが、グーグルニュースのスタート1カ月間のアクセスをまとめて発表した。ネットレイティングスの萩原雅之社長からコメント欄で教えていただいた。
好調な滑り出しのようで、ユーザーの利用率は米国のグーグルニュースさえ上回ったという。
また日本経済新聞などグーグルニュースに協力する新聞社のアクセス数も伸びたようだ。全国紙の中にはグーグルニュースを拒否しているところもあるので、その分のアクセスが地方紙などに流れたもよう。
ネットレイティングスの萩原社長から、このブログにいただいたコメントは以下の通り。
好調な滑り出しのようで、ユーザーの利用率は米国のグーグルニュースさえ上回ったという。
また日本経済新聞などグーグルニュースに協力する新聞社のアクセス数も伸びたようだ。全国紙の中にはグーグルニュースを拒否しているところもあるので、その分のアクセスが地方紙などに流れたもよう。
9 月1 日にスタートした「Google ニュース日本版」(news.google.co.jp)へ最初の1 ヵ月間で家庭から103 万人の訪問があったことがわかりました。これはGoogle がすでにサービスを始めている国の中でも「Google News US 版」(news.google.com)の米国内利用者313万人に次ぐ水準です。9 月1ヵ月間に実際に家庭からインターネットを利用した全ての人に占める利用率も2.8%で、米国における「Google News US 版」利用率(2.3%)を上回りました。
Google ニュース日本版からのリンクによる流入が最も多かったのは「日本経済新聞」で、Google ニュース日本版利用者の13%が、記事リンクをたどって同サイトに流入しています。以下、「朝日新聞」「日刊スポーツ」「デイリースポーツ」の順に行き先サイトが多くなっています。(中略)また「河北新報」は9 月の全訪問者(22.4 万人)のうちGoogle ニュース日本版経由の訪問が21%を、通信社の「ロイター」(15.7 万人)では36%を占め、両サイトへのアクセスを大きく伸ばす原動力となりました。
ネットレイティングスの萩原社長から、このブログにいただいたコメントは以下の通り。
すでにサービスが定着している欧米に比べても遜色のない訪問者数とリーチを集めており、まずまずの滑り出しだったようです。個人的には、やはり3ヶ月ほど様子を見た上でないと判断は難しいと考えていますが、これをとりあえずの「中間報告」とさせて下さい。記事リンクからの流出先で上位にあがっている河北新報やロイターに関しては、サイト利用者数が前月から大幅に増加し、かつリファラーのトップに Google News が来ていますので、読者増に大きな効果があったと考えられます。地方紙、ブロック紙には励みになるデータではないでしょうか。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-10-26 17:36
| グーグルニュースの衝撃