2004年 12月 26日
米政府の情報隠蔽に対抗する人たち |
ホットワイヤードの記事「ネットの力で、政府の情報隠しに対抗」から。
よく指摘されることだが、日本には専門家のブログがまだまだ少ない。米国では専門家が非常に有益な情報をブログで流しているようだ。
この記事は、専門家が情報公開請求などを通じて得た政府関連の情報をブログで公開していると伝えている。
よく指摘されることだが、日本には専門家のブログがまだまだ少ない。米国では専門家が非常に有益な情報をブログで流しているようだ。
この記事は、専門家が情報公開請求などを通じて得た政府関連の情報をブログで公開していると伝えている。
ジョージ・ワシントン大学の『ナショナル・セキュリティー・アーカイブ』も情報の宝庫だ。ここには『情報自由法』(FOIA)に基づいて地道に集められた文書が大量に含まれている。また、飛行機事故のビデオといった突飛な情報だけを見つけ出して掲載しているブログ『クールガブ』などもある。(中略)政府が情報をどのように隠しているか、またその理由についての核心を知りたい人は、スティーブン・アフターグッド氏の『シークレット・ニュース』のメーリングリストに登録するといいだろう。アフターグッド氏は、米国科学者連盟の『政府機密に関するプロジェクト』の責任者を務めているが、このサイトはその活動の一環だ。
アフターグッド氏は、シークレット・ニュースを週に2回ほど発行しているが、それ以外に、米連邦議会のために作成された未公開の報告書や、予算の開示を拒み続ける米中央情報局(CIA)についての情報といったアーカイブを構築している。電子プライバシー情報センター(EPIC)――FOIAに基づく情報公開請求の腕前で有名な団体――のクリス・ホーフナグル弁護士は、アフターグッド氏のニュースについて、「政府の情報政策の微妙な解釈」に興味のある人にとっては必読の内容だと述べている。ラス・キック氏は、『ザ・メモリー・ホール』に、政府のウェブサイトから取り出した情報を保存している。キック氏は、FOIAを利用して、ドーバー空軍基地に到着した米国兵の棺の写真を入手して公開したことで有名だ。ニューヨーク市在住の建築家、ジョン・ヤング氏は、1996年から百科事典的な『クリプトーム』を運営している。『サイファーパンクス』のメーリングリストに刺激されたことがきっかけでサイトを立ち上げ、軍事転用可能な政府の技術について学び始めたという。
by tsuruaki_yukawa
| 2004-12-26 10:26