2005年 04月 21日
広告以外の収益源 |
前回のエントリーに「広告収入で運営するっていう発想を、そろそろ止めてもいいんじゃないでしょうか?」というコメントをいただいた。ありがとうございました。いい機会なので収益源についてまとめてみたい。
基本的にわたしは、広告、マーケティング、物販が融合するというか、この3つの活動の境界線がなくなると考えている。広告をだれ(どんな属性を持つユーザー層)がみたか、クリックしたか、というマーケティングデータ分析は、ネット上では既に簡単にできる。また広告をクリックすればその場でその商品を購入できる仕組みの原型は、アフィリエートという形で既に存在する。広告は今後、マーケティングツール、物販ツールとしての機能をさらに高めることになるだろうと思う。
一方、現在のバナー広告はターゲットを絞り込めていないので「邪魔」になる場合も多いかもしれない。しかしコンテンツ連動型広告(コンテンツの中身を認識し、読者層を想定。その読者層に合った広告を出す仕組み)は改良され続けるだろう。実際グーグルは現在、コンテンツ連動型広告の研究開発に力を入れているといわれる。「邪魔」にならない広告、それどころか反対に情報源の1つとして価値のある広告を表示するための技術は、いずれ開発されることになると思う。
ではコンテンツの有料化の道はないか、というと可能性がないわけではない。唯一無二の情報なら今後も有料で販売できる可能性はあると思う。ただし「唯一無二」でなければならない。同様の情報の提供者が出ただけで、その情報の相場は急激に下降するだろうから。「利用者の役に立つコンテンツを提供できるという自信が」あっても、「それで儲けること」はそんなに簡単なことではないと思う。
基本的にわたしは、広告、マーケティング、物販が融合するというか、この3つの活動の境界線がなくなると考えている。広告をだれ(どんな属性を持つユーザー層)がみたか、クリックしたか、というマーケティングデータ分析は、ネット上では既に簡単にできる。また広告をクリックすればその場でその商品を購入できる仕組みの原型は、アフィリエートという形で既に存在する。広告は今後、マーケティングツール、物販ツールとしての機能をさらに高めることになるだろうと思う。
一方、現在のバナー広告はターゲットを絞り込めていないので「邪魔」になる場合も多いかもしれない。しかしコンテンツ連動型広告(コンテンツの中身を認識し、読者層を想定。その読者層に合った広告を出す仕組み)は改良され続けるだろう。実際グーグルは現在、コンテンツ連動型広告の研究開発に力を入れているといわれる。「邪魔」にならない広告、それどころか反対に情報源の1つとして価値のある広告を表示するための技術は、いずれ開発されることになると思う。
ではコンテンツの有料化の道はないか、というと可能性がないわけではない。唯一無二の情報なら今後も有料で販売できる可能性はあると思う。ただし「唯一無二」でなければならない。同様の情報の提供者が出ただけで、その情報の相場は急激に下降するだろうから。「利用者の役に立つコンテンツを提供できるという自信が」あっても、「それで儲けること」はそんなに簡単なことではないと思う。
by tsuruaki_yukawa
| 2005-04-21 06:53