2005年 05月 13日
放送を変える仕組み続々 |
InternetWatchの記事「P2PでiPodなどにテレビ番組を配信」によると、一般市民が作ったビデオや音声、テレビ、ラジオ番組などをP2Pの仕組みを使ってファイル交換する仕組みOpen Media Networkが米国で発足した。
Open Media Networkはthe future of public TV and radiaと銘打っている。「近未来型テレビ、ラジオ公共放送」ということか。
英BBCは昨年からIn Our Timeという番組をポッドキャスティング向けに実験的に配信しているが、さらに20番組を実験に追加すると発表した。
米ワイヤードの記事「Podcasting Killed the Radio Star」によると、米CATV大手バイアコム社傘下の放送局持ち株会社インフィニティー・ブロードキャスティング社は、世界初のポッドキャスティングの専門放送局をこのほど始めた。サンフランシスコの既存のラジオ局「1550 KYCY」を「KYOURadio」に改名、個人ユーザーから寄せられた音声データを選んで番組を構成するという。番組はAM電波で放送するほか同局のネット上のサイト上でポッドキャスティング向けに配信する。ユーザーが番組の中で使った楽曲の使用料は、同局が負担するらしい。
米調査会社フォレスター・リサーチによると、2010年までに全米の1230万世帯がポッドキャスティングを利用するようになると予測している。
放送は蓄積型になり、選択肢が広がり、一般市民が作り出す番組が流通するようになるのだろうか。
P2Pコンテンツ配信ネットワーク「Kontiki」を使用する。KontikiはすでにAOLやBBCでも使われている実績がある。中央集権的に管理されており、デジタル著作権管理システムを利用していることから、著作権を侵害するコンテンツを容易に除去できるという。この仕組みを使って配信された番組は、Open Media Networkが提供するテレビ番組表のような簡単な画面から予約すると自動的に番組が保存され、PC上のWindows Media PlayerやiPod、将来的にはハードディスクレコーダーサービス「Tivo」などのテレビ端末で視聴できるようになる。
Open Media Networkはthe future of public TV and radiaと銘打っている。「近未来型テレビ、ラジオ公共放送」ということか。
英BBCは昨年からIn Our Timeという番組をポッドキャスティング向けに実験的に配信しているが、さらに20番組を実験に追加すると発表した。
米ワイヤードの記事「Podcasting Killed the Radio Star」によると、米CATV大手バイアコム社傘下の放送局持ち株会社インフィニティー・ブロードキャスティング社は、世界初のポッドキャスティングの専門放送局をこのほど始めた。サンフランシスコの既存のラジオ局「1550 KYCY」を「KYOURadio」に改名、個人ユーザーから寄せられた音声データを選んで番組を構成するという。番組はAM電波で放送するほか同局のネット上のサイト上でポッドキャスティング向けに配信する。ユーザーが番組の中で使った楽曲の使用料は、同局が負担するらしい。
米調査会社フォレスター・リサーチによると、2010年までに全米の1230万世帯がポッドキャスティングを利用するようになると予測している。
放送は蓄積型になり、選択肢が広がり、一般市民が作り出す番組が流通するようになるのだろうか。
by tsuruaki_yukawa
| 2005-05-13 18:19