2005年 05月 28日
オープン・メディア・ネットワーク |
米国のオープン・メディア・ネットワーク(OMN)という仕組みがおもしろい。
簡単にいえば、インターネット上でビデオや音楽などのコンテンツを共有する仕組み。P2Pやグリッド・コンピューティングと呼ばれる種類の技術「コンチキ」を採用しているのが特徴だ。 P2Pだから、データを1カ所の中央コンピューターに集めるのではなくネット上に分散させる。つまりアクセスが集中してパンク状態に陥ったり、データの渋滞が起こったりしない。
データ容量に制限がないので長時間のビデオでも、この仕組みで流通できる。公共放送のKQED局など複数のテレビ、ラジオ局が、放送された番組をOMN上で流通させているという。
一般市民の自作ビデオや音楽を流通させることも可能だ。自作ビデオや音楽の登録を希望するだけで、OMN側がビデオや音楽のデータを自動的にコピー。ウイルスの有無や著作権を確認し、コンチキのネットワーク上に流通させる。著作権管理技術を搭載しているため、作成者の希望にしたがって複製の回数などを制限できるようになっている。8月からは課金技術も搭載され、視聴のたびに課金することも可能になるという。
最大の特徴は、番組ガイドを提供していることだろう。番組ガイドをダウンロードすれば、テレビ、ラジオの番組欄のようなものが表示され、好きなコンテンツを選んでクリックすればそのコンテンツが再生されるという仕組み。
パソコンだけでなくiPodなどの携帯音楽プレーヤーに音楽データを転送したり、デジタル・ビデオ・レコーダーにビデオを転送しテレビで見ることも可能だ。
簡単にいえば、インターネット上でビデオや音楽などのコンテンツを共有する仕組み。P2Pやグリッド・コンピューティングと呼ばれる種類の技術「コンチキ」を採用しているのが特徴だ。 P2Pだから、データを1カ所の中央コンピューターに集めるのではなくネット上に分散させる。つまりアクセスが集中してパンク状態に陥ったり、データの渋滞が起こったりしない。
データ容量に制限がないので長時間のビデオでも、この仕組みで流通できる。公共放送のKQED局など複数のテレビ、ラジオ局が、放送された番組をOMN上で流通させているという。
一般市民の自作ビデオや音楽を流通させることも可能だ。自作ビデオや音楽の登録を希望するだけで、OMN側がビデオや音楽のデータを自動的にコピー。ウイルスの有無や著作権を確認し、コンチキのネットワーク上に流通させる。著作権管理技術を搭載しているため、作成者の希望にしたがって複製の回数などを制限できるようになっている。8月からは課金技術も搭載され、視聴のたびに課金することも可能になるという。
最大の特徴は、番組ガイドを提供していることだろう。番組ガイドをダウンロードすれば、テレビ、ラジオの番組欄のようなものが表示され、好きなコンテンツを選んでクリックすればそのコンテンツが再生されるという仕組み。
パソコンだけでなくiPodなどの携帯音楽プレーヤーに音楽データを転送したり、デジタル・ビデオ・レコーダーにビデオを転送しテレビで見ることも可能だ。
by tsuruaki_yukawa
| 2005-05-28 12:06