ローカル情報が次の金脈 |
こんな具合に。
何をしようとしているのかというと、グーグルが既に持っている衛星写真と合体させて3次元写真を作ろうとしているらしい。それを地図と連動させて、究極のローカル情報のコーナーを作るのだろう。アマゾン傘下のA9がやっているようなインターネット・イエロー・ページ(職業別電話帳)の3次元写真版ということだ。
A9で試しにサンフランシスコ市内のピザ屋を検索すると、地図とお店の写真のリストが表示される。1つ選んでクリックすると、町並みの写真を見ることができて、店の雰囲気がつかめる感じ。そのページからお店にメッセージを送ることもできるし、そのお店に関するコメントを残すこともできる。
確かにこういうページには広告がつきやすい。検索連動型広告の次の金脈は、こうしたローカル情報広告だという指摘もうなづける。
米調査会社ケルシー・グループによると、インターネット検索の全件数の20%がローカル情報の検索で、そのうちの45%は何かを購入しようという意図を持った検索だという。ローカル情報は、物販に直結しているので、ローカル情報を充実させれば広告収入もアップするということか。それにこうしたローカル情報って、カーナビにも応用できるようになるんじゃなかろうか。
そういえばヤフー・ジャパンの井上社長も、これからはローカル情報に力を入れたいと言っていたっけ。新聞社も、そろそろ動いたほうがいいんじゃないだろうか。関係ないですかそうですか。