2005年 08月 21日
多メディア化が生む「美」の多様化 |
米国の大手企業が広告のモデルに普通の女性を使い始めたというニューヨークタイムズの話。
織田浩一さんはメルマガの中で次のように語っている
20世紀にメディア(特に欧米メディア)が力を持つにつれ「美」の感性も1つに収れんされた、というような話を大学の社会学の授業でならったおぼえがある。ハリウッド映画の女優という形で世界に発信された米国人の「美」の好みが、それぞれの文化の中での「美人」の定義に影響を与えてしまった、とかいうような話だった。
多メディア化が進む中で「美」も再び多様化していく、ということなのだろうか。
織田浩一さんはメルマガの中で次のように語っている
今までアスリートやスーパーモデルをフィーチャーしてきた企業の広告が普通の女性をモデルとして使い始めている。
50年代から80年代ぐらいまで、映画やTVの女優が美しい人の代表だった。それが多メディア化、ネットや携帯に普及、人々の嗜好が様々なライフスタイルに分かれていくにしたがって美しい人という定義も人それぞれになりつつある。 メディアの民主化が美の民主化を呼んだということだろうか。
20世紀にメディア(特に欧米メディア)が力を持つにつれ「美」の感性も1つに収れんされた、というような話を大学の社会学の授業でならったおぼえがある。ハリウッド映画の女優という形で世界に発信された米国人の「美」の好みが、それぞれの文化の中での「美人」の定義に影響を与えてしまった、とかいうような話だった。
多メディア化が進む中で「美」も再び多様化していく、ということなのだろうか。
by tsuruaki_yukawa
| 2005-08-21 06:44