マスコミと検索エンジンは補完関係にある |
マスコミで情報が流れたあとで、その情報に関連するキーワードが検索される場合が多いという。そこでマスコミがいつどんな情報を流すかということを事前につかみ、検索連動型広告のオークションに入札しておけば、より高い広告効果が期待できるというわけだ。
たとえばTVの情報番組で資産運用法の特集が組まれたとする。そうすると視聴者は、より詳細に資産の運用法を知りたいと思い、「株」や「証券」といったキーワードで検索することが予想される。そのタイミングで株や証券といったキーワードへ上位入札すれば、インプレッションが増え、より効率的よく成果へつながることが期待できる。逆にそのタイミングを逃し、下位に広告が表示されていると、検索ユーザーとの結びつきが細くなり、コンバージョンの期待できる良質な顧客を獲得する機会を失うことにもなりかねない。
マスコミと検索エンジンは補完関係にあるという。うーん、おもしろい。
んで、マスコミはこの補完関係を利用してどのようなビジネスを展開できるのか。
たとえば、検索連動型広告のオークション専門の広告代理店業務。自分の媒体でどのような番組や記事を流すのかという情報は当然事前に持っている。そこで広告主に代わって番組や記事が流れる直前に関連キーワードに入札する。
新聞の広告部のみなさん、どうでしょうか、このビジネスモデル?